「期待しないようにしてる」は、いちばん難しい嘘です。
「私、もう、期待してないから」口癖に、なってない?
新しい関係に、新しい仕事に、新しい挑戦に。
「期待しないようにしてる」と、自分に言い聞かせてる。
期待しなければ、傷つかない。そう信じて。
今日はちょっと、嫌なことを言います。
それ、たぶん、いちばん難しい嘘です。
期待は、止められない
人は、何かに関わった瞬間から、勝手に何かを期待する。
これは、性格でもなく未熟さでもない。脳の仕様です。
新しい人に会えば、「いい人かも」と勝手に思う。新しい仕事に就けば、「うまくいくかも」と勝手に思う。
誰かに優しくされれば、「大切にしてくれる人かも」と、勝手に思う。
期待しないでいることは、できない。
「期待してない」と言う人ほど、いちばん期待してる
ここが、本当に、嫌な真実なんだけど。
「期待してない」と何度も口にする人ほど、心の奥ではいちばん期待してる。
期待がないなら、わざわざ「ない」と言葉にしない。
期待があるから、それを打ち消そうとする。打ち消そうとするほど、期待は地下に潜って強くなる。
そして、相手が応えてくれなかった時、いちばん深く傷つく。
「やっぱりね」って、自分に言い聞かせて。
予防線、ぜんぶ無駄でした。
期待を、消そうとしない
じゃあ、どうすればいいか。
答えは、シンプルです。
期待を、消そうとしない。むしろ、認める。
「私は、この人に、こうしてほしいと思ってる」
「私は、これに、こういう結果を期待してる」
声に出さなくていい。心の中で認めるだけで、いい。
不思議なことに、認めた瞬間から期待は軽くなります。
打ち消そうとしてた重さが、ふっと消える。そして、相手が応えてくれなくても「ああ、期待してたな、私」と、淡々と受け取れる。
期待をなくす、より、期待してる自分を、認めてあげる。
それが、いちばん、傷つきにくい生き方でした 。
今日、覚えて帰ってほしい、ひとつ
「期待してない」って言いそうになったら、こう置き換えてみてください。
「期待してる。叶わなくても私は大丈夫」
期待を持ったまま、それでも傷つくのを自分で抱えられる人が、いちばん、強いです。
P.S.
本当は、期待してた。それを、認めたらちょっとだけ軽くなった。
「もう、期待しない」と言ってた頃より、「うん、期待してる」と認められる今のほうが、ずっと楽になった。
そのことを、書きたかった今日の手紙でした。
おりょん

