大事な人ほど試してしまう
些細なことで喧嘩をしちゃった後、「なんであんなことしたんだろう」と思った経験がある。
相手のことが好きだった。大事だった。なのに、どこかわざと突いてしまった。
これ、わかる人とまったく分からない人で、はっきり分かれます。今日は、その話です。
どうでもいい人には試さない
職場の知り合い、たまに会う友人、失っても傷つかない人。そういう人には、別に試さない。
試すのは、大事な人だけだ。
「本当に私のこと好き?」
「いなくなったりしない?」
「嫌いになっても、ここにいてくれる?」
その問いを言葉にできないから、行動で試す。
連絡を返さないでみる。わざと不機嫌になってみる。
試して、「それでも来てくれるか」を確かめようとする。
なぜ試すか
怖いから。
その人を失ったら、相当傷つく。だから傷つく前に確かめたい。本物かどうか確かめたい。試して「大丈夫だった」なら、少しだけ安心できる気がする。
でも、皮肉なことがある。
試せば試すほど、相手は疲れていく。
「なんで急にこうなるの」「何がしたいの」「もう無理」。
一番失いたくない人を、試すことで追い詰めていく。
失うのが怖くて試す。試すから失う。
じゃあ、どうするか
試したくなった時、一個だけ聞いてみて。
「私は今、何を確かめたいんだろう」
怖いのか。不安なのか。「いてほしい」のか。
その答えが出たら、試す代わりに、それをそのまま言ってみてほしい。
「なんか不安で」でいい。「いてほしい」でいい。
試す必要がなくなる関係は、試す代わりに言葉を渡した時に始まる。
今日、覚えて帰ってほしいひとつ
試したくなるのは、大事だから。それは愛情の裏返しだ。
試さなくても、ここにいていい。
このSubstackは、本音を、置いていい場所、です。
毎日、揺れる側からの手紙をお送りしています。
ゆっくり、ご一緒に。
おりょん
P.S. 今日「試したくなる気持ち」が来たら、一秒だけ止まってみて。「私は今、何が怖いんだろう」と聞いてみてほしい。それだけで、少し変わる。

